英語のかけ込み寺

第2弾

英語は英語から学べ! 第二弾

Dr. オガワの英会話クリニック
という英会話講座がかって毎日新聞に
連載された。日本人の書く英会話教材
にたがわず、英語の水準にはほど遠い
和式英語だ。和式英語の特徴は、私が
最初の著書「CLトレーニング」で指摘
したようにバカか、気違いか鼻持ちなら
ないシロモノだ。CL(clarity+logic)
度の高い英語では次の対話は鼻持ち
ならない。

タイトルは「雪の降る様子」で「擬音語
は普通の単語で」がサブタイトル。でき
た傑作は次の通りだ。


A: Wow. Look at all this snow!

友達(A)の驚きはごく自然だ。ところが
(B)の返事は日本語そのモノ。

B: Didn’t you know it was snowing 
quietly without a stop?

「知らなかったのか?」と問うが
それは相手の驚きから明白だ。上からの
目線で話そうとのが目的としか解釈できない。
このような態度は英語ではobnoxiousだ。
また「without a stop」と言うなら寝な
いで一晩中見ていたか。
そうでないとしたら(B)の態度はます
ます不快だ。なぜそのような不快な
対応をするのだろう。これが和式英語
だ。本人はobnoxious の態度に気づ
いてない。英語の思考なら会話はこう
なる。

A: Wow, look at all this snow!
B: Amazing, it must’ve snowed all 
night.


また雪は音もなく降るのも。
先生が苦労した「snow quietly」は不要。
不要な語は知性を疑われる。また
どうしても副詞でシンシンを言いたいなら
詩的に「snow silently」だろう。
縦型社会に住むわれわれ日本人は常に
上に立とうとする意図が無意識に出るが
これは平等を目指す世界ではobnoxtious
に響く。怖いのは、いまだにバカな、
気がふれたような、鼻持ちならない発言
をした時、われわれは気づかないことだ。
英語は英語から学び直そう。