CLトレーニング・上級編
上級編に入る前に、再度くり返します。「CLトレーニング」が出版された1990年代は、貿易摩擦はあたかも日本の責任のごとく、自主規制にまで走らせた時代でした。そのことを頭に入れて続けてください。
問1. Give your opinion on the following.
Q: - How can you solve Japan’s perenial trade surplus problem?
You: - ____________________________________________________________.
《Commerce and Trade》
正当な貿易で得た利益は誇れても、後ろめたいものではない。国際貿易で赤字に悩む国はあっても、悩む国はない。健全な経済を、悩める経済と経済と解釈するのは間違っている。これは経済の問題でなく、思考上の問題だ。仮に黒字が経済問題だとすると、問題解決のためには、赤字を目指して努力することになる。
貿易赤字を後ろめたいと感じるのは、何らかの不正行為をしているからだろう」と、世界は解釈する。そのような誤解を招く原因を作った方にも非がある。